第十七章 合肥の戦い


02.戦闘開始 

孫権 押し切れ!
   敵は少数、一気呵成に押し切るのだ!

張遼 雑兵が何人集まろうと
   この張遼の敵ではない!



03.開始直後




張遼 敵の大将を殺れば戦は終わる。



張遼 行くぞ李典、援護は頼んだぞ。



李典 今討って出るは、勇敢ではなく無謀。
    私はそんな策に従うことはできませんな。



張遼 ……李典。



張遼 貴様の事は、その慎重な性格も
    俺のことを良く思ってない事も知っておる。



張遼 だが李典よ!
    今は国家の大事!



張遼 一丸となって立ち向かわねばならぬ時に
    私的感情で動こうとせぬとは何事ぞ!!



張遼 もうかまわん!
    そんな男に援護など期待せぬ!



李典 張遼殿……



楽進 俺も引きこもるのは性に合いませぬ。
    ここは俺も討って出させてもらいますぞ!



李典 が、楽進殿……



李典 ………………………………



04.一定時間




李典 張遼殿、楽進殿……



李典 あなたがたに対するつまらぬ私怨で
    国家の大事をおろそかにするとは……



李典 御二方、許してくだされ!
    私が愚かであった!



楽進 李典殿……
    頭を上げてくだされ。



楽進 さあ、我ら一丸となって
    敵に立ち向かいましょうぞ!



李典 楽進殿……



張遼 行くぞ!!



張遼 我ら三人が力を合わせば、
    いかなる大軍も恐れるにたらん!!



李典 ちょ、張遼殿……



05.敵将撃破




甘寧 なさけねえ。
    たった奴一人になんたる様だ。



甘寧 張遼。俺が相手してやる。
    俺を他の雑魚とは一緒にせんことだ。



張遼 狙うは孫権の首ひとつ!
    我が前を阻む者、すべて斬る!



08.特定撃破





太史慈 何という男だ……
     この俺の弓をもっても止められんとは……



張遼 太史慈とやら、
    貴様が弱いわけではない。



張遼 ただ如何なる弓術も
    我が神速の前には無意味ということだ。



09.特定撃破


張遼 孫権ーーー!!!

張遼 遼・来・来!
   貴様の首を貰い受けに参った!

孫権 な……!
   たった一騎で我が軍勢の中を……!

孫権 まさかこの状況で
   俺がここまで追いつめられるとは……!