第七章 反乱軍討伐


01.戦闘開始前



毋丘倹 この毋丘倹が王朝を専横する悪を討つ!
     皆、俺に続けい!!



司馬師 思ったよりも大軍になっているな。



司馬師 ケ艾よ、頼んだぞ。



ケ艾 お任せください。
    必ずや勝利を我らに。



毋丘倹 司馬師!
      貴様らの非道、断じて許すまじ!!



司馬師 笑わせる……!



司馬師 貴様程度の才覚の持ち主が
      天下を動かすことなどできるわけがない。



毋丘倹 俺だけではない!
      天が、貴様ら兄弟を許さんのだ!!



司馬師 天だと……?
      そんなものがどこにある?



司馬師 見えぬものにすがる者が勝てる道理はない!



05.接触




鍾会 ほう、貴様が司馬師殿お気に入りの
    ケ艾だな?



ケ艾 あなたが鍾会殿か……
    よろしくお願いいたす。



鍾会 フン……
    田舎者ではないか。



鍾会 どうやって取り入ったのかは知らんが……
    身の程はわきまえておくんだな。



鍾会 貴様はただ指をくわえて
    俺の活躍を見ておけばいい。



ケ艾 言っておくが……
    このケ艾、敵を前にして逃げることはない。



ケ艾 指をくわえて見ておくのは……



鍾会 俺の方だと!?
    よかろう、よく見ておけ!



鍾会 この鍾会の才をな!!



07.特定撃破




留賛 こ、このようなところで死ぬわけには……!



鍾会 これ以上あがいても無駄だ。



鍾会 俺と貴様では……才能が違いすぎる。



留賛 な、何をふざけたことを……!



留賛 ま、待っておれ!
    い、今その首落としてくれる……!



鍾会 ああ、もうやめてくれ。
    俺は泥臭いのは大嫌いなんだ。



鍾会 ……さっさと死ね。



留賛 む、無念……!!




08.落城勝利




司馬師 な、なんとか乱を収めたか……



司馬師 これで我が天下が近づい……



ケ艾 司馬師殿、いかがなされました!



司馬師 ぐぐ、持病が……



司馬師 こ、ここまでなのか……!



09.戦闘後




司馬昭 兄上……!
     まだ逝くには早いですぞ!



司馬師 い、いや……もはやここまでだろう。



司馬師 無念だが……昭よ、後を頼む。



司馬昭 ……はい。必ずや、司馬一族の天下を!



司馬師 しょ、蜀は必ずや再び侵攻してくる。



司馬師 ケ艾に任せよ。
     奴の力は姜維の上をいっている。



司馬昭 承知いたしました。



司馬師 で、では……後を頼んだ!